浮気・不倫調査の目的としては、「離婚するための証拠集め」や「浮気・不倫していることの事実確認」が挙げられます。このページでは、浮気・不倫調査を行った後、必要となってくるであろう知識についてまとめました。浮気・不倫調査を行う前に知っておくと、後々役立つ内容になっておりますので、是非参考にしてみて下さい。
離婚の理由が何であれ、お互いが合意していれば、離婚届を提出することで、離婚は成立します。しかし、夫婦の一方が離婚を拒否し、調停でも離婚が合意されなかった場合はには、裁判にて離婚請求を求めることになります。裁判で離婚を認められるには「法定離婚原因」に該当していることが必要となります。
民法(第770条1項)では離婚が可能な理由として、4つの具体的な原因と、1つの抽象的な原因を法定離婚原因としています。これに該当する理由とその証拠が無いと裁判での離婚は認められません。
離婚の方法には大きく分けて4つの方法があります。
離婚を請求する際、請求する側が配偶者と異性の浮気相手との「性行為(肉体関係)を確認ないし、推認できる証拠」を立証する必要があります。
夫婦の一方が、異性の愛人と不貞行為(浮気・不倫)をした場合、損害を被った配偶者は、貞操義務に違反した配偶者と異性の愛人に対して、貞操権侵害による精神的苦痛の慰謝料として、損害賠償を請求することができます。