館林ストーカー殺人事件

館林ストーカー殺人事件とは、2014年2月に群馬県で発生した殺人事件。

 

 

概要

 2014年2月19日午後3時頃、群馬県館林市のディスカウントストアの駐車場に駐車されていた軽乗用車の運転席で女性(当時26歳)の射殺体が発見されました。車のドアには鍵がかかっておらず、被害女性の携帯電話や財布や買い物をした商品が車内で残されていました。司法解剖の結果、午後2時50分に被害女性は頭を撃ち抜かれて射殺されたものとみられたが、車内から銃は発見されませんでした。

 被害女性がストーカー被害を訴えていたことから、警察は怨恨による殺人の可能性を視野に元交際相手でトラック運転手の男を対象に捜査をし、2月20日には殺人罪で逮捕状を取りました。しかし、2月21日に元交際相手の男(当時39歳)は栃木県鹿沼市の山中で停車されていた軽自動車の中で射殺体として発見されました。車内には死亡した男のすぐそばに被害女性射殺にも使われたと思われる回転式拳銃があり、自殺したものと判断されました。

 被害女性は2013年11月1日に当時住んでいた栃木県佐野市で元交際相手の男に暴行を受けたと被害届を提出しました。栃木県警は11月2日に暴行罪容疑で男を逮捕。11月22日に男は釈放されましたが、被害女性の意向を受けた栃木県警はストーカー規制法に基づく文書警告を出しました。12月3日に被害女性は男の土地勘がない群馬県大泉町の知人宅に転居し、12月5日には住民票の閲覧制限を申請しました。

 元交際相手の男は、1月22日と2月7日に被害女性の家族が栃木県小山市内の勤務先に駐車していた乗用車のドアの隙から覚醒剤を入れた後、公衆電話から匿名で警察に通報し、被害女性の家族が逮捕されるよう仕向けました。家族が逮捕された後に面会に訪れた被害女性を追跡すれば居宅を突き止めると考えたが、家族は逮捕されなかったため失敗しました。

 次に元交際相手の男は被害女性の家族の車にGPSを取り付け、家族が被害女性と接触をしたことによって、射殺された2月19日の数日前に被害女性の居宅を突き止め、さらに被害女性の車にも別のGPSを取り付けました。元交際相手の男はこのGPS情報を基に被害女性の居場所を掴んで、被害女性射殺と言う犯行に及んだものとみられました。

 元交際相手の男の協力者として被害女性の家族の車に覚醒剤を入れた後に公衆電話から警察に通報した行為について覚せい剤取締法違反(所持)と虚偽告訴罪で6月23日に元交際相手の男の知人が起訴されました。また、元交際相手の男の知人は被害女性の家族の車にGPSを取り付けた行為について、殺人を助けたとして殺人幇助罪で7月30日に逮捕されましたが、8月20日に嫌疑不十分で不起訴処分となりました。

 6月28日に元交際相手の男の携帯電話の履歴から、元交際相手の男へ回転式拳銃1丁と実弾数発を譲り渡した疑いがあるとして銃刀法違反の容疑で暴力団組員の男(当時67歳)が逮捕されたましたが、嫌疑不十分で不起訴処分となりました。

 9月19日に前橋地裁は、覚せい剤取締法違反と虚偽告訴罪で起訴された元交際相手の男の知人(当時41歳)に対して懲役3年執行猶予5年(求刑:懲役3年6月)を、家族が逮捕されれば被害女性が訪れるであろう栃木県警小山署周辺で見張っていた行為について虚偽告訴罪の共犯として起訴された元交際相手の男の知人(当時49歳)に対して懲役2年6月執行猶予5年(求刑:懲役3年)をそれぞれ言い渡しました。

 

 

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